2011年09月27日

シルバーアンティークブローチ


中央上部にメデューサを

思わせる髪の長い女性像を描き、

その左右には半裸の人魚を、

さらにその上部には怪獣と裸の天使像を載せ、

全体に青と緑のエナメルとエメラルド、

ルビーなどをごちゃ混ぜにした状態に

セットした奇抜な中世ゴシック風の

デザインによるブローチ。

こうした形式は、

一般にオストロハンガリアンと呼ばれ、

ハプスブルグ王家治下のオーストリア帝国内で

19世紀末にかけて作られたものである。

地金は重厚な銀を使用、

今に残るものは少ない作品である。

(解説:株式会社リオインターナショナル)



繊細なデザインというよりは

少々威喝さを感じるジュエリー

緑と青が落ち着きを見せる

メデューサと天使のアンバランスさが面白い

見る人には

「女性にと天使」「女怪物とあまのじゃく」

気持ち次第で不思議と善とも悪とも見えるジュエリー

暖かくも冷たくも

もちろん、着ける人によっても印象が変わることでしょう








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http://www.j-nemoto.co.jp

茨城県の宝石専門店 ジュエリーネモト



Posted by みつい at 09:31│Comments(0)
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